准看護師の資格とはどういったもの?

元々、准看護師は戦後の看護師不足を補うために作られた「准看護婦制度(1951年施行)」によって作られた資格です。准看護師は、戦後の医療従事者不足を一時的に解消するための暫定措置よって生み出された職種ですが、現在では60年以上もの歴史がある資格として認知されています。

准看護師として働くためには、都道府県知事より交付される准看護師資格が必要となります。この資格を取得するためには、各都道府県において実施される「准看護師試験」に合格しなければなりません。准看護師試験は、一年に一度、都道府県ごとに設定された会場で行われ、実施時期は例年2~3月となっています。

准看護師試験を受けるためには受験資格が必須です。受験資格を得るためには、文部科学省令、厚生労働省で定められた基準において、文部科学大臣と都道府県知事が指定した教育機関で、准看護師になるために必須となる教育と実習を履修し、卒業しなければなりません。

准看護師試験は1日で終了し、合格基準として6割以上の正解率を出さなくてはなりません。合格率は正看護師と比較しても高く、毎年9割以上となっています。

また、准看護師資格は正看護師資格と異なり、中学卒業後に専門学校へ入学したり、高校の衛生看護科で教育を受けるなどして得られるため、最短18歳で医療現場意に立つことが可能です。この点も、正看護師と准看護師の大きな違いだと言ってよいでしょう。

准看護師の資格は更新制ではないため、法を犯すような犯罪行為を行わない限り、一生有効な資格です。また取得に関して男女の差がないため、男性でも女性同様に取得できる資格となっています。

現状、国内の看護師の男女比率は1:9となっていますが、看護師の職務内容の拡大や活躍の場の広がりもあり、看護師を志す男性の数も年々増えてきています。 准看護師は正看護師よりも短い教育期間で取得できるため、できるだけ早く医療現場で働きたいという想いを持つ方に適した資格だと言えるでしょう。

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